レアルを選んだエジル photo/Getty Images
見てみたかったバルサのエジル
現在アーセナルでプレイするMFメスト・エジルは2010南アフリカワールドカップで大活躍し、その後レアル・マドリードへと移籍する道を辿った。
レアルでもエジルは大きな成功を収めたが、バルセロナへ移籍する可能性もあったのは有名な話だ。
スペイン『MARCA』が改めて当時のエジルの発言を振り返っているが、エジルはバルセロナの姿勢に本気度を感じなかったというのだ。より積極的だったレアル、そして当時指揮官を務めていたジョゼ・モウリーニョの熱意を受けてレアル入りを決断することになる。
「2010ワールドカップのあと、レアル、バルセロナ、アーセナル、バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドが僕を欲しがった。僕の好みはバルセロナだった。あれほど美しくプレイするチームは見たことがなかったからね。バルセロナとサインしようかと思っていたけど、グアルディオラが僕のことを本当に欲しがっているようには見えなかった」
「モウリーニョは積極的でフレンドリーだったからね。彼はバルセロナとは全く違った。だからレアル行きを決めたんだ」
もしエジルがバルセロナへ向かっていればどうなっただろうか。シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、リオネル・メッシがいることを考えると、すぐに出番は確保できなかったかもしれない。しかし、グアルディオラのスタイルには適応できたはずだ。
モウリーニョが率いる全くスタイルの異なるレアルへ向かうことになったが、バルセロナでプレイするエジルの姿も見てみたいものがあった。
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