絶対的エース、ケインの去就はいかに photo/Getty Images
ユナイテッドへの売却も再燃
トッテナムのエースストライカーであり、イングランド代表のキャプテンでもあるFWハリー・ケイン。彼の移籍動向は、コロナショック下のサッカーシーンにあってもひときわ注目を集めている。
トッテナムは新スタジアム建設などで経済的に苦境にあり、そこへ今回のコロナショックが追い討ちをかけた格好。ダニエル・レヴィ会長も、“エース売却もやむなし”を匂わせている。
ケイン自身も『Sky Sports』で、タイトルへの渇望を口にしており、移籍待った無しの状況。国内クラブへの売却はジョゼ・モウリーニョ監督が反対しているとの報道もあり、スペインのレアル・マドリードが移籍先の第一候補とされていた。しかし、レアルはこの獲得競争から手を引くと英『Daily Mail』は報じている。
ラ・リーガはこのまま再開されない見通しが高まっており、リーグ会長のハビエル・テバス氏は、リーグ全体で約10億ポンドもの損失を見込んでいる。ケインには2億ポンドもの値札が付いていると言われており、このような状況下でレアルはパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペの獲得を優先事項としたと同紙は伝えた。
こうなると、一時は立ち消えたかに思われたマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が再燃する。イングランド最大の経済規模を持つマンUは、多額のスポンサー収入ゆえにコロナショックの影響が小さいと目する向きもある。果たしてケイン移籍騒動は、どんな決着を見ることになるのだろうか。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/
編集部おすすめ