現在はインテルの副会長を務めるサネッティ氏 photo/Getty Images
ロナウドよりもバッジョ
イタリアの名門インテルのレジェンドで、現在は同クラブの副会長を務めるハビエル・サネッティ氏が、現役時代を振り返っている。
1995年にインテルへ加入し、19シーズンに渡って活躍した現在46歳のサネッティ氏。
長年キャプテンとしてもチームを牽引しており、同クラブでの公式戦出場数は「850」を超えている。2005-06シーズンからはセリエA5連覇に貢献したほか、2009-10シーズンには欧州制覇と国内カップ戦優勝も成し遂げ、主要タイトルの3冠経験した“鉄人”だ。
そんなサネッティ氏が『Instagram Live』で、元チームメイトのエステバン・カンビアッソから質問を受けた。その際、「最強のチームメイト」について聞かれると、このように答えている。
「ロナウドがバルセロナからやってきた時、彼は信じられないほど素晴らしかったよ。ただ、私が名前を挙げるとしたらもうひとりの方かな。それはロベルト・バッジョだ。彼はクオリティと熱いハートに関して、理想的なバランスを持っていた」
世界最高のリーグと呼ばれていた当時のセリエAでプレイしていた選手たちは、史上最高の選手として元ブラジル代表の「ロナウド」の名前をあげることが多い。しかし、サネッティはこの“元祖怪物”よりも、イタリアの“ファンタジスタ”の方が素晴らしい選手と感じていたようだ。
さらに、サネッティ氏は2014年の「現役引退」についても言及している。
「いつ引退するのかを決めたかったんだけど、私はまだコンディションが良い時にそれを決断したかった。ファンの最後の思い出が、悪いものになりたくなかったからね。
(2013年に)アキレス腱を断裂してピッチに帰ってきた時、みんながロッカールームで私を抱きしめてくれた。私はまだ続けられると気づいたよ。でも、シーズン終了後に引退する方がより良い選択だったんだ」
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