リヴァプールの南野 photo/Getty Images
今度はザルツブルクの元同僚
今冬の移籍以降は新天地で少し難しい時間を過ごすことになっているが、近くで見てきた人は誰もが彼のポテンシャルの高さを知っている。日本代表FW南野拓実に期待を寄せる声は後を絶たない。
先月にはザルツブルク時代の恩師であるジェシー・マーシュ監督から、「リヴァプールでの活躍は時間の問題」との評価を受けた南野。今月に入ってからもウエスカのFW岡崎慎司が彼の現状に関して、「ネガティブには見ていません。ボールを持っていなく時でも良いプレーをしています。自信を取り戻しているように見えますね」と発言しており、周囲からの期待は大きいことが窺える。こういった発言が出てくるあたり、彼のプレイはそれを間近で見た人々を魅了するものなのだろう。
そんな中、南野の新天地での活躍を願う人物がまたひとり。ザルツブルクで共闘したハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。言ってしまえばザルツブルクに“残された側”の立場である同選手だが、彼は南野の下した決断は正しかったと主張。ドルトムントへ旅立ったアーリング・ハーランドと同様にサムライFWも新天地で活躍してほしいと、ショボスライは『Stats Perform』に対して次のように語った。
「ミナミノはもう25歳だったから、彼にとって最善の判断を下すと思ったよ。おそらく、あのオファーが彼にとって最後のビッグチャンスだっただろうからね。ミナミノと同じ立場にあったら、僕だって同じ決断をしたと思うよ。
ザルツブルクの後輩MFからエールを送られた南野。はたして、皆が期待する日本代表FWの大爆発はいつになるか。リヴァプールの3トップが世界最高クラスであることは誰もが知るところだが、一人のサムライがこの攻撃ユニットをさらに上のレベルへ引き上げる時を多くの人が待ち望んでいる。
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