ヘンクで成長したデ・ブライネ photo/Getty Images
ベルギー代表に次々と才能を送り込む
ベルギーの名門といえば、アンデルレヒトかクラブ・ブルージュを思い浮かべる人が多いだろう。両チームは欧州カップ戦にも顔を出すクラブで、国内リーグ歴代優勝回数もトップ2だ。
しかし、タレントを輩出するという点では日本代表FW伊東純也が所属するヘンクも負けていない。英『Squawka』がヘンク出身プレイヤーを数名紹介しているが、これがなかなかに豪華な顔ぶれとなっている。
GK
ティボー・クルトワ(現レアル・マドリード/ヘンクで45試合出場)
DF
ティモシー・カスターニュ(アタランタ/99試合出場)
クリスティアン・カバセレ(ワトフォード/81試合出場)
カリドゥ・クリバリ(ナポリ/92試合出場)
MF
セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(ラツィオ/24試合出場)
ウィルフリード・エンディディ(レスター・シティ/83試合出場)
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/113試合出場)
FW
ディボック・オリギ(リヴァプール/0試合)
レオン・ベイリー(レヴァークーゼン/77試合出場)
クリスティアン・ベンテケ(クリスタル・パレス/47試合出場)
このうち、クルトワ、カスターニュ、デ・ブライネ、オリギ、ベンテケはヘンクの下部組織出身だ。オリギはデビューする前にフランスのリールへ向かったのだが、オリギを除いてもヘンク出身のベルギー代表選手は豪華だ。
今や世界最高クラスのセンターバックの1人とまで言われるようになったクリバリも、2012年から2年間ヘンクでプレイしていた。国内カップ制覇も経験しており、ヘンクの若手育成力はなかなかのものがある。
中でもデ・ブライネ、クルトワあたりはクラブが産んだ最高クラスのタレントと言える。一気に強豪国の仲間入りを果たしたベルギー代表が強さを維持していくためには、ヘンクのように次々と優れた才能を輩出していかなければならない。近年はベルギーでプレイする日本人選手も増えているため、ベルギー国内でNEXTブレイク候補生を探すのも楽しい観戦法となるだろう。
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