ラウタロとメッシのコンビがバルサで磨かれれば…… photo/Getty Images
近年は結果を出せないアルゼンチン
バルセロナ行きが連日のように噂されるインテルFWラウタロ・マルティネス。中断前のセリエAで31試合16ゴールを記録しており、ルイス・スアレスの後継者になれるのではないかと期待を集めている。
バルセロナファンたちとは別の視点で、ラウタロに期待する人物もいる。アルゼンチン代表監督を務めるリオネル・スカローニだ。もしバルセロナに移籍することになれば、同国のスターであるリオネル・メッシと前線でコンビを組むことになり、そのユニットはそのままアルゼンチン代表でも活かせることになる。スカローニ監督はスペインのテレビ『RTVE』で、ラウタロについて語った。
「ラウタロは流行りのストライカーであり、すべてのビッグチームが彼を望んでいる。彼はすでに大きなチーム(インテル)に所属していて、彼をそこから連れ出すことはとても難しいことだと思うよ」
「ラウタロがバルセロナでメッシとともにプレイできるなら、それは私たちにとって良いことだ。彼らが一緒にプレイすればするほど良いね。ラウタロは信じられないくらいの未来を持った若い選手だ。彼は強く、成功したいという野望を持っている。私は干渉するつもりはないけれど、彼がプレイするクラブを変えたいと思うなら、うまくいくことを願うよ」
アルゼンチン代表は、W杯などの国際大会でも毎回優勝候補に挙げられる最強クラスのチームだ。にもかかわらず、W杯では1986年、コパ・アメリカでは1993年以来優勝から遠ざかっている。2018年ロシアW杯の予選でも苦戦が続き、48年ぶりの予選敗退の危機に瀕していたことは記憶に新しい。
悩めるアルゼンチンを、メッシ×ラウタロのバルセロナコンビが救う日がやってくるのだろうか。
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