PSGのムバッペ photo/Getty Images
メッシ&ロナウドに続く主役候補
クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシはサッカー界のあらゆる記録を塗り替えてきたが、今後彼らをも上回る選手は現れるのだろうか。これはサッカーファンも気になっているポイントだろう。
メッシ&ロナウドの記録が塗り替えられる可能性はあまり高くないだろうが、候補者はいる。おそらく現時点で最も可能性が高い候補者は、パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペだろう。
英『The Sun』が取り上げているが、ムバッペの場合は10代の頃から限りなく完成に近づいていたアタッカーだ。サッカー史に残る超早熟タイプと言っていい。
同メディアが紹介した「クラブと代表を合わせた21歳までの通算得点ランキングTOP10」では、ムバッペが3位に入っている。21歳になるまでに奪った得点数は199試合で116得点。すでに3桁に達しているのは見事と言うしかない。
では、ムバッペより上の2人は誰なのか。2位は現ブラジル代表のエースでムバッペと同じパリ所属のFWネイマール、そして1位は元ブラジル代表の元祖怪物FWロナウドだ。
ネイマールは227試合で140得点、ロナウドは185試合で167得点を記録している。とはいえ、この2人はブラジル国内で得点を稼いできたプレイヤーでもある。
ネイマールはサントスとブラジル代表で得点を稼いでおり、キャリアの最初から欧州五大リーグでプレイしてきたムバッペとはスタートの環境が異なる。
ロナウドもブラジルのクルゼイロで得点を量産し、その後オランダのPSVでも2シーズン合わせて50点以上奪っている。
ランキングではこの2人がムバッペより上となっているが、欧州五大リーグでの得点数であることを考えるとムバッペの数字は特別なものに見えてくる。
ちなみにメッシは51得点でこのランキング8位、クリスティアーノ・ロナウドは182試合で36得点と、当時はそこまで得点数が伸びていなかった。2人ともここから急激に得点力を上げてきたわけだが、ムバッペは彼ら怪物2人の領域へ近づけるのか。
長くトップレベルを維持することがロナウド&メッシ超えの条件となるが、ムバッペがどこまで覚醒できるのか注目したい。
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