香川を大きく成長させたクロップ photo/Getty Images
No.1に選ばれたのは
これまでマインツ、ドルトムント、そしてリヴァプールを指揮してきた名将ユルゲン・クロップは、安価ながら的確な補強を連発してきた人物だ。
では、クロップの監督キャリアの中でNo.1補強はどれだろうか。
今回英『GIVE ME SPORT』はドルトムント&リヴァプール時代に獲得した選手をランキング化。クロップの補強で最もヒットしたのは誰かを選んでいる。
10位:香川真司(ドルトムント)
9位:アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)
8位:マルコ・ロイス(ドルトムント)
7位:ピエール・エメリク・オバメヤン(ドルトムント)
6位:アリソン・ベッカー(リヴァプール)
5位:サディオ・マネ(リヴァプール)
4位:モハメド・サラー(リヴァプール)
3位:マッツ・フンメルス(ドルトムント)
2位:ロベルト・レヴァンドフスキ(ドルトムント)
1位:フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
ランキングの結果はこうなった。やはり日本のサッカーファンとしては香川の位置が気になるところだろう。
香川は2010年にセレッソ大阪から僅か35万ユーロの金額でドルトムントへ移籍し、ブンデスリーガ連覇に大きく貢献した。
欧州ではほぼ無名ながら早々にフィットした香川、ビッグクラブでのプレイ経験が無かったにもかかわらず世界最高の左サイドバックの1人と言われるまでに成長したロバートソン、同じく無名に近いところから世界最高のセンターバックの1人となったフンメルスと、世界最高のストライカーの1人となったレヴァンドフスキ。
この4人は、今回のTOP10の中でも実にクロップらしい補強と言えよう。安価で獲得してワールドクラスへ育てるクロップの特長がよく出ている。
ただ、それらを抑えて1位に選ばれたのはファン・ダイクだ。サウサンプトンでプレイしていたファン・ダイクの獲得には7500万ポンドと超高額な移籍金を支払っているが、これでも安いと言われるほどファン・ダイクの補強は大きかった。チームをチャンピオンズリーグ制覇へ導いたことを考えても、ファン・ダイク1位は妥当か。
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