ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
冗談のような数字
ユヴェントスでプレイするFWクリスティアーノ・ロナウドが56回、バルセロナFWリオネル・メッシが54回。この数字が何か分かるだろうか。
嘘のような数字だが、これは2人がハットトリックを決めた回数だ。クラブと代表の両方を合わせ、2人はともに50回を超えるハットトリックをサッカーファンに見せてくれているのだ。
英『The Sun』が改めて2人のハットトリック史を振り返っているが、2人の競争がスタートした時期は似ている。
メッシが初めてハットトリックを記録したのは2006-07シーズンのことで、ロナウドは2007-08シーズンだ。2人の競争が本格化したのは2009-10シーズンからなのだが、何より恐ろしいのはそこからハットトリックを達成できなかったシーズンが1度も無いということだ。
2009-10シーズンより2人はハットトリックを毎シーズン決め続け、2011-12シーズンにはメッシが12回、2014-15シーズンにはロナウドが9回決めるなど、異様なレースとなっていく。
今季も3回ずつ決めており、ハットトリックの回数まで似てくるところに2人が永遠のライバルと呼ばれる理由があるのだろう。

バルセロナのメッシ photo/Getty Images
このままいくと、2人とも60回を超えてくるかもしれない。本人たちはそこまで強く意識はしていないだろうが、ここまでくるとどちらが多くのハットトリックを決めてキャリアを終えるのか気になってくる。
ゴールマシーン2人によるハットトリック対決。こちらも少し気にかけてみると面白いかもしれない。
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