少しお茶目な面が見えたロナウド氏 photo/Getty Images
まさかの勘違い
現地時間18日、来季加入についてチェルシーとの契約合意が発表されたRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナー。かねてより今夏移籍市場を賑わす存在として注目されていただけに、サッカーファンならほとんどの人が彼のことを知っていることだろう。
しかし、かつて“怪物”と呼ばれたレジェンドはヴェルナーのことを全く知らなかったようだ。そのレジェンドとは元ブラジル代表FWロナウド氏。『Banco Santander』のイベントに出席した同氏は、直前にヴェルナーのチェルシー移籍合意が報じられたこともありインタビュアーにコメントを求められたのだが、その回答は周囲が期待していたものとは程遠い内容になったという。独『SPORT1』が伝えている。
「ティモ・ヴェルナー? レヴァークーゼンのFWだっけ? あぁ、ライプツィヒだったか! 彼のプレイはまだ見たことがないよ。サッカーはまだよく見るんだけど、最近はメッキリその数が減ってしまってね」
なんとロナウド氏は所属チームさえも覚えていなかった様子。レヴァークーゼンという間違いから察するに、フォローするならばMFカイ・ハフェルツと間違えた可能性もあるか。とはいえ、引退からもうすぐ10年近く経とうとしている彼に、プレイ経験のないブンデスリーガの選手について質問するのも酷だったか。
ヴェルナーに関しては残念な回答となったロナウド氏。しかし、キリアン・ムバッペのことはバッチリとチェックしていたようで、その後には嬉々としてこう続けたという。
「でもムバッペのことは知っているよ。彼は素晴らしい選手だね。
少しお茶目な面が垣間見えたロナウド氏。やはりこの男にとってサッカーは見るものでなく、プレイするものなのだろう。
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