今季はバイエルンでプレイしているコウチーニョ photo/Getty Images
「適応の期間は必要ない」
今のリヴァプールにブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは必要か。これはかねてよりファンや識者の間で議論されているテーマだ。
そして、クラブOBのジョン・オルドリッジ氏もそんな考えを持つ人物のうちの一人なようだ。同氏は可能ならばリヴァプールは間違いなくコウチーニョの獲得に動くべきと主張する。英『Daily Mirror』が伝えた。
「リヴァプールはコウチーニョをアンフィールドへ連れ戻すために、できる限りのことをすべきだと思うな。この私の意見に驚くファンがいることは理解しているけど、この移籍は関わる全ての人にとってうまくいくと思うんだ。確かにコウチーニョはスペインへ行って以降トラブルに見舞われた。だが、彼はリヴァプールでクラブに忠誠を誓ったビッグヒーローだったんだ。それに、イングランドのフットボールがどのようなものかも理解している。リヴァプールに復帰することとなっても、適応の期間は必要ないんだ。レンタルであれば、厳しい財政状況でも獲得できる可能性はあると思うしね」
順応期間が他の選手よりも短いという点を強調し、リヴァプールにコウチーニョの獲得を進言したオルドリッジ氏。
今季でバイエルンからの退団は濃厚だが、はたしてこのブラジル代表MFは来季どこでプレイすることとなるか。先が見えないだけに、今後も彼の去就に関しては各方面から提案がなされることだろう。
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