モウリーニョ監督の下でプレイタイムを伸ばせずにいるエンドンベレ photo/Getty Images
昨夏クラブ史上最高額で加入も
指揮官と若きMFの関係はもはや修復不可能な域にまで達してしまったのだろうか。トッテナムに不穏な空気が立ち込めている。
その原因はジョゼ・モウリーニョ監督とMFタンギー・エンドンベレの不仲だ。昨夏クラブ史上最高額の移籍金(6400万ポンド)でスパーズにやってきたエンドンベレだが、ここまで彼は新天地での出場機会確保に苦しんでいる。同選手はマウリシオ・ポチェッティーノ前政権時からこの状況に納得がいっていなかったようだが、モウリーニョ政権以降後もその状況は変わっていない。むしろ悪化しているとも言えるのが現状だ。
米『ESPN』によると、そんな中でついにエンドンベレが不満を爆発させたという。リーグ戦再開後の2試合でベンチ入りしながらも出番がなかったことに腹を立てた同選手は、モウリーニョ監督に対して「あなたの下ではもうプレイしたくない」とハッキリ伝えたようだ。
これが事実であれば、もうトッテナムの選手としてエンドンベレをピッチで見ることはなないか。才能豊かな同選手だが、チームの輪を乱す選手を“スペシャル・ワン”が今後起用するとは考えづらい。何よりこの報道が事実なら、試合への出場を拒否しているのはエンドンベレの方だ。
かねてより今季終了後の退団が盛んに噂されていたエンドンベレ。現時点でその有力候補とされるのはバルセロナやパリ・サンジェルマンといったビッグクラブだ。はたして彼は次の移籍市場でどのような決断を下すのか。
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