アーセナルのホールディング photo/Getty Images
守備陣を統率する選手になれるか
来季からアーセナルのセンターバックをどうしていけばいいのか。サポーターも最終ラインのことが最も気になっているはずだ。
サンテティエンヌにレンタル移籍していたウィリアム・サリバが合流するのは大きな強みだが、重要なのはサリバだけではない。
アーセナルは25日にサウサンプトンを2-0で撃破したが、英『90min』が絶賛したのはDFロブ・ホールディングだ。
ホールディングはウナイ・エメリ前政権でも高い評価を得ていたが、大きな怪我があった。今季もなかなかトップチームで試合に出ることができなかったが、前節のブライトン戦から2試合続けてフル出場を記録。
サウサンプトン戦ではクリーンシートを達成したが、同メディアはホールディングが空中戦でも強さを発揮したと評価。センターバックの1番手になれる可能性を証明したと伝えている。
問題はこのフォームを続けられるかどうかだが、プレミアリーグ再開後に不安定なパフォーマンスを見せたダビド・ルイスよりはホールディングを優先した方がいいのではないか。
さらにアーセナルはパブロ・マリも獲得している。ホールディングがシーズンを通してプレイでき、サリバがフィットするならば最終ラインの不安は消えてくる。
アーセナル公式twitterのアンケートでも、サポーターはホールディングをサウサンプトン戦のMOMに選んでいる。まだサリバが若いことを考えると、24歳のホールディングこそ最終ラインを統率していくべきか。
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