ラツィオのアルベルト photo/Getty Images
セリエA屈指のアシストマスター
リーグ戦再開後のアタランタ戦を2-3で落としてしまったものの、今季必死に王者・ユヴェントスへ喰らいついているのが2位ラツィオだ。
超攻撃軍団ラツィオがここまで勝ち点を積み重ねてくると予想していた人は多くなかったかもしれないが、今の彼らにはセリエAを制するだけの力が備わっている。
中でもフィニッシュを担当するFWチーロ・インモービレ、そのインモービレのゴールをお膳立てするMFルイス・アルベルトのコンビは外せない。
『90min』がスポットを当てたのはアルベルトの方だ。『Transfermarkt』の集計では、今季のアルベルトはセリエAにて15のアシストを記録している。やや地味な印象もあるが、セリエAを代表するチャンスメイカーなのは間違いない。
2017-18シーズンもアルベルトは14アシストを記録していたが、今季はそれをも上回るペースということになる。同メディアも今のアルベルトが世界で最もインテリジェントなチャンスメイカーの1人と絶賛する。
バルセロナBでもプレイしていた時期があるアルベルトは、リヴァプールからたった400万ユーロの移籍金でラツィオ入りしたプレイヤーだ。ラツィオとしてはお買い得すぎる補強だったと言える。
一方でリヴァプールにとっては、やや惜しい取引となってしまった。同メディアはアルベルトが正しいクラブへ辿り着いたと見ているが、アルベルトも世界最高峰のチャンスメイカーとしてもっと高い評価を得るべきだろう。
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