ミランにはもう1人“NEXTカカー”がいた　ブラジルではなくイタリアの若き才能
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イタリア世代別代表でプレイするアレシ　photo/Getty Images

パケタだけが注目ではない

ミランでNEXTカカーといえば、昨年1月にブラジルのフラメンゴからやってきた22歳のブラジル代表MFルーカス・パケタを思い浮かべる人がほとんどだろう。

加入当初からパケタには大きな期待がかけられ、そのプレイスタイルをクラブOBで元ブラジル代表のカカーと比較する人は多かった。



しかし、ミランのNEXTカカー候補はパケタだけではない。実はもっと若いリトル・カカーと呼ばれている者がいるのだ。

伊『Milannews.it』によると、その人物とは16歳のイタリア人MFガブリエレ・アレシだ。

マンチェスター・ユナイテッドも興味を示していたとされる若き攻撃的MFは、現在U-17のカテゴリーで技を磨いているダイヤの原石といった存在だ。まだまだ伸ばすべき点は多いが、ドリブルや攻撃の創造性からカカーと比較する意見が出ているのだとか。

同メディアはカカー級のプレイヤーになるためにはフィジカルの強化が必要と付け加えているが、16歳であることを考えると肉体改造を焦る必要もないだろう。自国のイタリアからカカー級の選手が出てくればミランにとっては大きすぎる武器となる。

世代別イタリア代表でもプレイを続けているが、果たしてアレシはミランで真のカカー2世となれるのか。パケタの方はやや苦しい1年を過ごしており、今のところカカー級のプレイヤーになる未来が想像しにくい。

アレシこそが真のカカー2世となるのか、サポーターの中には目をつけている人もいるだろう。

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