シャルケで躍動するマッケニー photo/Getty Images
シャルケで輝く21歳に興味か
リヴァプールはすでに完成されたチームか。彼らの守備陣にはDFフィルジル・ファン・ダイクやGKアリソン・ベッカーが君臨し、攻撃陣にもFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミーノといった世界屈指のアタッカーが揃っている。
しかし、そんなリヴァプールに唯一の課題があるとすれば、それは中盤の選手層か。ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムといった名うてのボールハンターが揃っているのは事実だが、それでもユルゲン・クロップ監督が展開するサッカーをシーズン通して続けるのにはまだ枚数が足りない印象が残る。今季はその負担を軽減するためにポゼッションのエッセンスも加えた同クラブだが、あと数枚はレギュラークラスが欲しいところだろう。
では、今夏リヴァプールが中盤を補強するのであれば候補となるのは誰か。独『Revier Sport』によると、同クラブが狙っているのはブンデスリーガで躍動する若きオールラウンダーだ。シャルケに所属する21歳のアメリカ代表MFウェストン・マッケニーである。
中央のポジションであれば、センターバックから攻撃的な中盤まで幅広い役割をこなすことが可能なマッケニー。ユルゲン・クロップ監督はかねてよりこの21歳を高く評価しているようで、アダム・ララーナが退団する中盤において彼こそが最も適格な後釜になるはずと考えているという。
マッケニー本人もそろそろステップアップを考え始めていると同メディアは伝えており、条件次第で急転直下の移籍が成立する可能性は高いか。獲得できれば、汎用性の高いマッケニーはリヴァプールにとって大きな戦力となることだろう。
はたして、リヴァプールが狙うとされる逸材は来季プレミアへやってくることとなるか。2019-20シーズンのプレミア王者に頼もしい万能MFが加わることとなるかもしれない。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
電子マガジン最新号は、「欧州サムライ伝説」第2章。2010年代に入り、多くの日本人選手が欧州へ羽ばたいた時代へ。香川真司、長友佑都、本田圭佑、岡崎慎司、長谷部誠ほか……。欧州で足跡を残したサムライたちの偉業を豊富な写真とともに振り返ります!
http://www.magazinegate.com/theworld/