ブレーメンの大迫 photo/Getty Images
パフォーマンスで若手の手本に
日本サッカー界ではスーパースターであり、ワールドカップ決勝トーナメントの空気も知っている。
ブレーメンにとって、日本代表FW大迫勇也は若手が手本とすべき経験豊富なプレイヤーだ。
年齢も今年5月には30歳を迎え、徐々にベテランプレイヤーと呼ぶべき年齢に入ってきている。
ブレーメンではFWジョシュ・サージェント(20歳)、ダヴィー・ゼルケ(25歳)、ヨハネス・エッゲシュタイン(22歳)ら前線に若手も多く、大迫は先輩として彼らを引っ張っていかなければならない。
ただ、大迫は声を張り上げて全体をまとめるタイプの選手ではない。独『Bild』も、「内気なアタッカーである大迫にリーダーの役割は適していない。それは苦しかった昨季の戦いでも示されている」と主張している。
となれば、あとはパフォーマンスで仲間を引っ張っていくしかない。指揮官フロリアン・コーフェルトは大迫のことをセンターフォワードというより、10番や8番の位置で見ているという。チャンスメイクという形で若手FW陣をサポートしていくのが理想的な流れなのだろう。
同メディアも結果に集中すべきと伝えており、大迫はプレイでチームを引っ張る寡黙なリーダー候補といったところか。
大迫がチームにとっていかに重要な存在かは、残留ギリギリだった昨季終盤の戦いが証明している。
見た目はクールでも心の中は熱く。静かに燃えるリーダー・大迫は今季もブレーメンをプレイで引っ張る。
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