レアルでプレイしてきたハメス photo/Getty Images
今季のプレミアは青の軍団たちが面白い
新シーズンのプレミアリーグでは青をメインカラーとするチームに注目が集まる。
積極補強のチェルシーだけではない。
エヴァートンはついにレアル・マドリードからMFハメス・ロドリゲスの獲得に成功し、ワールドクラスのチャンスメイカーを迎え入れることになった。これだけで注目するには十分すぎる理由だ。
アンチェロッティはレアル時代にハメスを指導しており、2人の間には確かな信頼関係があるはず。
エヴァートンはナポリからMFアランも獲得しているが、これもアンチェロッティ効果が大きいと言えるのではないか。アンチェロッティがいなければ、ハメス級の選手をエヴァートンが獲得するのは難しかったかもしれない。
問題はハメスがエヴァートンで機能するかどうかだが、能力的には問題ないだろう。
レアルでは失敗したイメージが強いが、通算125試合に出場して37得点42アシストと成績は見事だ。ジネディーヌ・ジダンの構想に入らなかっただけで、能力の高さは変わっていない。
英『BBC』はハメスがエヴァートンでFWリシャルリソン、FWドミニク・キャルバート・ルーウィンの背後にサポート役として入る可能性が高いと見ており、彼らにシュートチャンスを提供していくのがメインの仕事となる。
ハメスの加入でセットプレイの質も大幅にアップするはずで、上手くいけば一気に上位進出を狙えるかもしれない。
エヴァートンは昨季12位に終わっているが、果たしてどこまで順位を上げられるのか。
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