エヴァートンのリシャルリソン photo/Getty Images
今季の大ブレイク候補
今季のエヴァートンでは、どうしても中盤の新戦力3名に話題が集中する。レアル・マドリードから獲得したMFハメス・ロドリゲス、ナポリから獲得したアラン、ワトフォードから獲得したアブドゥライエ・ドゥクレと、彼らは目玉新戦力だ。
開幕節のトッテナム戦では3人とも先発して1-0の勝利に貢献していたが、注目すべきはこの3人だけではない。ゴールこそなかったものの、トッテナム戦で圧巻のパフォーマンスを披露していた者がいるのだ。
フル出場したFWリシャルリソンだ。セレソンにも選ばれているリシャルリソンは、2018-19シーズン、2019-20シーズンと2シーズン続けてプレミアリーグで13得点を記録しているアタッカーで、エヴァートンの攻撃ユニットでは中心選手だ。
指揮官カルロ・アンチェロッティもその能力を高く評価しており、昨季の2倍ほど得点数を増やしてほしいなんてリクエストまである。
そのリシャルリソンは開幕節のトッテナム戦からエンジン全開で、何と11回ものドリブルを成功させている。シュートも7本打っており、かなり積極的な姿勢だったことが分かる。
しかもリシャルリソンの凄いところは、アタッカーながら守備面の貢献度も高いところだ。このゲームではチームトップとなる5回のタックル成功に加え、こちらもトップとなる12回のボールリカバリー、22回のデュエル勝利数を記録している。
得点はなかったが、データサイト『WhoScored』はリシャルリソンに両チーム合わせてダントツとなる9.18点もの評価を与えている。8点台の選手すら1人もいないため、いかにリシャルリソンが高く評価されているかが分かる。
ハメスが作るチャンスを仕留めるのがリシャルリソン、ドミニク・キャルバート・ルーウィンらの仕事となる。
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