トッテナムのルーカス photo/Getty Images
右ウイングはベイルが担当か
トッテナムにFWガレス・ベイルが復帰することが決まった。
レアル・マドリードで出番を失っていたとはいえ、ベイルはワールドクラスの実力を持つアタッカーだ。
前線ではハリー・ケイン、ソン・フンミン、ベイル、そこにデル・アリ、ステーフェン・ベルフワインらが絡むことになり、層はかなり厚い。
しかし、それは同時に誰かがポジションを失うことを意味する。ベイルが右ウイングのポジションを掴めば、同じポジションの選手たちは出番が減るだろう。
危険なのはFWルーカス・モウラか。パリ・サンジェルマンに在籍していた時もネイマールやキリアン・ムバッペらに押し出される格好となったが、トッテナムでもベイルの加入でルーカスの序列は不透明なものになってきている。
英『90min』もルーカスには退団を勧めている。トッテナムではバックアッパーになるかもしれないが、他クラブならスタメンを確保できるだけの実力者と考えられているのだ。
例えばジェイドン・サンチョを欲しがっているとされるマンチェスター・ユナイテッドでも、ルーカスなら右のウイングポジションを確保できるかもしれない。サンチョを獲得できない場合のオプションとしては興味深い。
またサンチョがマンUに向かうならば、穴が空くドルトムントにルーカスが向かうプランも悪くない。
28歳のルーカスは今が全盛期でもあり、スタメンでプレイしたいだろう。