レアルのイスコ photo/Getty Images
2016-17シーズンには二桁得点
レアル・マドリードには天才肌とされるプレイヤーが集まっており、ルカ・モドリッチやエデン・アザールは世界でもトップクラスのテクニックを誇っている。
そんなテクニシャン集団の中でも、No.1に近いと言っていい足技師こそMFイスコだ。
相手のタイミングを外すドリブル、ブレることのないファーストタッチなど足下の技術は極めて高い。好調時はチーム1のテクニシャンと言っても大袈裟ではないはずだ。
しかし、ここ最近はイスコらしいパフォーマンスを見せられていない。先日発表されたスペイン代表のメンバーからも外れており、代表での立場は微妙なものになっていると言えよう。
スペイン『MARCA』もイスコがレアルで復活するか注目しているのだが、本来はアザールが不在の今こそイスコが攻撃をリードしてほしい。イスコの状態が絶好調でないことも指揮官ジネディーヌ・ジダンにとっては頭の痛い問題の1つかもしれない。
同メディアも好調時のイスコが相手守備陣をスルスルとかわしていくプレイについて、「サムライ風」のパフォーマンスと評している。
それが見られなくなったことを嘆いているが、イスコは再び銀河系軍団のサムライとなれるのか。テクニックは間違いないだけに、2016-17シーズンのようにリーグ戦で二桁得点を挙げるほどの活躍を見せてほしいところだ。