レアルのモドリッチ photo/Getty Images
ポジションを譲る考えはないか
レアル・ソシエダにレンタル移籍していたMFマルティン・ウーデゴーを呼び戻したレアル・マドリードでは、中盤の世代交代が1つの注目点となっていた。
ターゲットの1人と考えられているのは35歳のMFルカ・モドリッチだ。
年齢的にはモドリッチもピークを過ぎたと言っていい。レアルの中盤で最年長のテクニシャンにも、必ず衰えの波がくる。
しかし、モドリッチにも易々とポジションを明け渡す考えはない。今季も開幕からリーグ戦全試合に出場しているが、スペイン『as』によればモドリッチは年齢に合わせてライフスタイルを変えているのだという。
より食事内容に気を配り、リカバリーの質向上やメンタルケアなど幅広い視点からベストコンディション維持への努力を続けている。開幕から出場が続いている要因の1つにコンディション維持が挙げられるはずで、モドリッチもまた見事なプロフェッショナル意識の持ち主と言える。
レアルでは長くカゼミロ、トニ・クロースと中盤トリオを形成してきたが、残る2人もまだまだトップレベルの実力を持つ。フェデリコ・バルベルデ、ウーデゴーらとの争いは加速していくだろうが、黄金トリオも負けるつもりは一切ないはず。
果たしてモドリッチは中盤のポジションを守り続けることができるのか。年齢は単なる数字だと証明するための勝負のシーズンだ。