今夏にアーセナルへ移籍したトーマス photo/Getty Images
トランジション面の向上
アーセナルの指揮官を務めるミケル・アルテタ監督が、新戦力のガーナ代表MFトーマス・パルティについて語っている。
現在27歳のトーマスは2011年に母国を離れ、アトレティコ・マドリードの下部組織へ加入。
2012年にBチームへ昇格すると、その後はマジョルカなどへのレンタルを経て、2015年夏からアトレティコのトップチームの一員となった。そして、2016-17シーズン後半戦から徐々に出場機会を増やし、翌2017-18シーズンにはレギュラーに定着している。
185センチという恵まれた体格を活かした守備だけでなく、剛とは対照的な華麗なテクニックも持ち合わせ、これまで攻守にわたって貢献してきたトーマス。アトレティコでの通算成績は公式戦188試合16ゴール12アシストとなっている。こういった活躍もあり、今や欧州のビッグクラブが注目を寄せる存在に。今夏の移籍市場でもいくつかのクラブが獲得に乗り出していたようだが、同選手が新天地に選んだのはプレミアリーグ。今季こそ再起をはかるアーセナルへの移籍を決断したのだ。
アーセナルのアルテタ監督も、そんなトーマスへ大きな期待を寄せているに違いない。英紙『DAILY STAR』などによると、指揮官は期待の新戦力について次のように述べたという。
「我々は様々なフォーメーションを実行が、異なるポジションをこなせる彼はそれらの異なるフォーメーションにおいてもフィットできると、私は思っている。我々には中盤が少し足りていないと思っていたので、彼がチームへ来てくれたことは本当に良いことだ」
「彼が加入したことで始めたいトレーニングもあるんだ。(トーマスのサインにより)トランジションにおける攻守のバランスや適応性が少し向上すると思う」
はたして、トーマスはアルテタ監督やクラブ、ファンの期待に応えることができるのか。
今後の活躍に注目だ。
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