ユヴェントスも開幕ダッシュには失敗 photo/Getty Images
予想もつかない展開に
果たして今季の欧州各国リーグはどうなっていくのだろうか。序盤から予想もつかない大荒れの展開となっている。
まずイングランド・プレミアリーグでは、エヴァートンが首位に立っている。5試合を消化して4勝1分と波に乗っており、ハメス・ロドリゲスら新戦力のフィットが大きい。
さらに2位には4戦全勝と予想外のスタートを切ったアストン・ヴィラがつけている。今のところ無敗はエヴァートンとアストン・ヴィラだけで、これは大きなサプライズか。
セリエAではミランが4戦全勝で首位に。サプライズとまでは言えないが、インテルをも撃破してしまうのは驚きだったか。
一方でそのインテル、さらに王者ユヴェントスが躓いている。インテルは2勝1分1敗、ユヴェントスは2勝2分と、スクデットに最も近いであろう両クラブの立ち上がりは今ひとつだ。
リーガ・エスパニョーラも面白い。消化試合数に差があるものの、現段階で首位は勝ち点11を稼いでいるレアル・ソシエダだ。
久保建英の所属するビジャレアルも6試合で同じだけの勝ち点を稼いで2位につけており、中堅クラブが元気だ。
一方で2強のレアル・マドリードとバルセロナはやや立ち上がりが重い。
ともに格下相手に勝ち点を落としており、おそらく今後も何度かこうしたことが起こるだろう。今季のリーガは荒れ模様となりそうだ。
さらにフランスのリーグ・アンでは、レンヌとリールが頑張っている。リールは5勝2分で首位に立っており、2位パリ・サンジェルマンを何とか勝ち点差2でリードしている。
レンヌは4勝3分の3位につけており、ここまで無敗はレンヌとリールのみ。おそらくはパリが巻き返してくるだろうが、リーグを盛り上げるためにもリールとレンヌには何とか喰らいついてほしいところだ。