レンジャーズのデフォー photo/Getty Images
中堅クラブで積み重ねてきた得点
マイケル・オーウェン、ウェイン・ルーニー、ハリー・ケインは、近年のイングランドを代表する点取り屋だ。
彼らに比べると主役になりきれなかったところがあるものの、もう1人忘れてはならない偉大なストライカーがイングランドにはいる。
現在スコットランドの古豪レンジャーズでプレイする38歳のFWジャーメイン・デフォーだ。
世代的にはオーウェンとルーニーに挟まれるような形となり、デフォーはイングランド代表でも脇役だった。
クラブでもビッグクラブで大活躍した実績はなく、トッテナムやサンダーランドなど中堅クラブで長らくプレイしてきた選手だ。
しかし、デフォーの得点感覚はオーウェンやルーニーにも負けていない。今季は怪我で出遅れたが、25日のリビングストン戦にて華麗なワンタッチゴールを記録。38歳の今季も得点を決めてみせた。
英『sky Sport』も取り上げているが、デフォーにとってはこのゴールがクラブキャリアでの通算300ゴール目だという。この得点数は見事と言えよう。
Jermain Defoe scored his 300th goal in club football to help Rangers to a 2-0 win over Livingston in the Scottish Premiership pic.twitter.com/HQMLhBaU0C
— Sky Sports (@SkySports) October 25, 2020
今回のゴールもデフォーらしい飛び出し、シュートテクニックが詰め込まれた一撃となっており、デフォーもイングランドが生んだワールドクラスの点取り屋と呼んでいいだろう。
ベテランになっても大きく衰えていないところも見事で、代表で一緒にプレイした指揮官スティーブン・ジェラードの下でまだデフォーは走り続ける。