リヴァプールのジョタ photo/Getty Images
ゴールこそアタッカーにとって最高のアピール
上手くいけばリヴァプール不動の3トップにも割って入れるのではないか。日本代表FW南野拓実にはそんな期待もかけられている。
しかし、やはりアタッカーはゴールで評価されるものだ。南野は得点部分以外のポジショニングや運動量も評価されているが、得点数だけはまだまだ物足りない。
その一方で新加入のFWディオゴ・ジョタは早くも4得点を記録。途中出場が多い中、リヴァプール加入から9試合で4得点を決める勝負強さは見事だ。
ジョタはウイングのポジションでプレイすることが多いが、南野にとってライバル候補の1人なのは間違いない。南野もそろそろ目に見える結果を出していく必要があるだろう。
英『sky Sport』によると、かつてリヴァプールなどの指揮官を務めたグレアム・スーネス氏はジョタがいずれ最前線のロベルト・フィルミーノとポジションを争うのではないかとの予想まで展開している。
「彼がフィルミーノと先発の座を巡って争うイメージをすぐに描けるね。なぜダメなのか?彼はゴールを決めている」
フィルミーノは偽9番として高い評価を得ており、得点部分以外で称賛を浴びてきた。しかし最近では得点力不足を問題視する意見もあり、ジョタ、サディオ・マネ、モハメド・サラーの3人で前線を構成するのも悪い案ではないかもしれない。
そうなれば南野にとってはピンチだ。一時は南野がフィルミーノからポジションを奪うのではとの期待もあったが、ビッグクラブ特有の激しいポジション争いに南野は勝っていけるのか。