エヴァートンのハメス photo/Getty Images
目指すはトップ6
得点数やアシスト数だけでは判断できない貢献度か。プレミアリーグでパスの王様が眩い輝きを放っている。
スペイン『MARCA』がパスの王様と称えたのは今夏にレアル・マドリードからエヴァートンへ移籍したMFハメス・ロドリゲスだ。
エヴァートンはリーグ戦3連敗中と苦しんでいたが、22日に行われたフラム戦に3-2で勝利。勝ち点3を獲得し、現在は6位だ。
この勝利に貢献したのがハメスで、中央からテンポ良くワイドに散らしてチャンスを演出。アシストの記録はついていないが、ハメスから左サイドバックのリュカ・ディーニュに繋いで崩すスタイルがフラムを苦しめることになった。
ここまでハメスのリーグ戦成績は3得点3アシストとなっているが、同メディアはエヴァートンが決めた19点のうちハメスは12点に関与していると伝えており、ハメスが加入した影響は大きいと評価されている。
ハメスがFWリシャルリソン、ドミニク・カルバート・ルーウィン、さらには左サイドを駆け上がるサイドバックのディーニュらを活かすことで攻撃の幅は広がる。今季のエヴァートンはハメスがフル稼働する限り、トップ6入りを目指すことも不可能ではないはずだ。