ムバッペはワールドクラスのFWだが…… photo/Getty Images
4~5名の選手を揃える方がいいのか
今夏のレアル・マドリードはほとんど補強に動かなかったが、来夏にはパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ、ドルトムントFWアーリング・ハーランドなど大物獲得の可能性が噂されている。
ムバッペはクリスティアーノ・ロナウドの後継者、ハーランドはカリム・ベンゼマの後継者と考えることもでき、2人の獲得を望んでいるサポーターも少なくないだろう。
しかし、ムバッペとハーランドの獲得に賛成しない者もいる。クラブのレジェンドであり、元スペイン代表のミチェル氏は別プランで動くべきとの考えを示す。
スペイン『as』によると、同氏がオススメしているのはムバッペやハーランドより安価な移籍金で獲得できる選手を4~5名ほど揃えるプランだ。スターの獲得にこだわるよりも、バランス良く各ポジションに実力者を加えた方がいいとの考えなのだろう。
「私なら4~5名の選手を獲得するね。ハーランドは大好きだし、彼は非常に進歩している。エリア内だけでなく、ピッチのあらゆるところからゴールを決められるね。だけどマドリードには4~5名の選手が必要だ。2シーズン続けてチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で負けているからね」
リーグ制覇とチャンピオンズリーグ制覇の両方を目指すには、選手層を充実させる方がいいかもしれない。ムバッペ、ハーランドなど今後のサッカー界を引っ張っていくであろうスーパースターを獲得するのも銀河系軍団らしくていいが、現実的に4~5名の補強に動く方が結果に繋がりやすいのか。