長く日本代表を支えてきた川島 photo/Getty Images
リーグ戦で2試合連続出場
新型コロナウイルスの影響もあって海外組オンリーで構成した10月、11月の日本代表メンバーでは、GKにポルティモネンセ(ポルトガル)所属の権田修一、シント・トロイデン(ベルギー)所属のシュミット・ダニエル、そしてストラスブール(フランス)所属の川島永嗣が召集された。
現時点でこの3人に序列をつけるなら、1番手は権田かシュミット・ダニエルだ。
しかし、状況を変えることは可能だ。川島は所属するストラスブールでほとんど出番がなかったが、22日のモンペリエ戦と27日のレンヌ戦では2試合続けてスタメンを任された。これで早くも今季リーグ戦4試合目の出場だ。
昨季はストラスブールで出場ゼロ、2018-19シーズンも最終節のナント戦のみの出場だったことを考えると、再びリーグ・アンで経験を積むことが出来ているのは大きい。
リーグのレベルで言うならば、フランスのリーグ・アンは権田がプレイしているポルトガルやシュミット・ダニエルがプレイしているベルギーより上と考えていい。川島がリーグ・アンである程度出番を確保できるならば、森保ジャパンにおける序列が再び変わることもあるかもしれない。
38歳にはなったものの、2010年から3大会続けてワールドカップに出場している川島の経験値は他の日本人GKが持っていないものだ。川島も代表でのポジションを諦めてはいないはずで、2022カタール大会へさらなるアピールが出来るのか注目したい。