トッテナムのベイル photo/Getty Images
徐々に調子は上がってきているのか
プレミアリーグで1位に立っているトッテナムは全てが順調に見えるが、まだ物足りない部分がある。今夏レアル・マドリードから戻ってきたFWガレス・ベイルのパフォーマンスだ。
理想のシナリオとしてはソン・フンミン、ハリー・ケイン、ベイルの3トップが機能することで、上手くいけばプレミアだけでなく世界トップクラスの攻撃ユニットが完成するかもしれない。
しかし、ベイルはまだトッテナムで実力を100%発揮できていない。怪我明けということもあるが、トッテナムに戻ってからフル出場したゲームはゼロ。リーグ戦とヨーロッパリーグで1得点ずつ奪っているものの、まだサポーターは満足していないだろう。
首位を固めていくためにもベイルには早い段階で調子を取り戻してほしいところだが、ポジティブな兆候もある。
ベイルは3日に行われたヨーロッパリーグ・グループステージ第5節のLASKリンツ戦に先発出場し、このゲームでは空中戦勝利数3回、ドリブル成功数4回、タックル成功数2回、クリア回数3回など攻守両面で印象的な数字を記録。さらにPKから得点も奪っている。
英『HITC』はこれを良い兆候と捉えており、ベイル完全復活の時が近いのではないかと期待している。指揮官ジョゼ・モウリーニョもその時を待っているはずで、ベイルが勢いに乗ればトッテナムは本当に手がつけられない存在となりそうだ。

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