今季ブンデスでまだ1勝しかすることができていないシャルケ photo/Getty Images
上位との対戦少ないのは不幸中の幸い
2020-21シーズン、ドイツ・ブンデスリーガで名門クラブが窮地に追い込まれている。いつかは持ち直すだろう。多くの人がそう思っているうちに、いつの間にかリーグ戦も残すところあと7試合となってしまった。
その窮地に追い込まれているクラブとは、もちろんシャルケだ。今季ここまでリーグ戦27試合を終えての戦績は1勝7分19敗。積み上げた勝ち点は僅かに10ポイントと、残り7試合で残留圏内との差は実に13ポイントも開いてしまっている。この状況で彼らが残留のミッションを達成するには、言葉通りの“ミラクル”を起こすほかないだろう。それほどまでに、シャルケの現状は厳しい。
しかし、そんな絶望的な状況のなかでも一筋の希望を見出すとすれば、残り7試合における対戦相手に上位勢が少ないことか。第33節で対戦するフランクフルトこそ4位だが、ほかは現時点ですべて10位以下につけるチームとなっている。
まず大前提として、シャルケ自体が調子を上げなければならないものの、バイエルン・ミュンヘンやRBライプツィヒといったクラブとの対戦が残されているよりは幾分か可能性があると言えるだろう。その7試合のなかでは17位のアルミニア・ビーレフェルト(第30節)や14位のヘルタ・ベルリン(第31節)、16位のケルン(第34節)といった、現在残留争いに巻き込まれているクラブとも対戦することとなっている。ガムシャラに目の前の試合で勝利を掴み続けることができれば、まだ一縷の望みはあると言えるか。
2017-18シーズンには2位という好成績を収めたものの、それからわずか3シーズンで絶体絶命のピンチに陥っているシャルケ。はたして、ドイツの名門は来季31年ぶりに2部リーグを戦うこととなってしまうのだろうか。注目のブンデス最終盤、シャルケは底力を見せつけて欲しいところだが結末はいかに。
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