エヴァートンで短期間仕事を共にしたアンチェロッティとハメス photo/Getty Images
アンチェロッティはレアルへ
天才的な左足を持つ男のキャリアはどうなっていくのか。
先日、エヴァートンを指揮していたカルロ・アンチェロッティがレアル・マドリードの指揮官に電撃復帰することが発表された。
レアル在籍時ジダンの下で出番を失っていたハメスは、昨年9月に復活を期してエヴァートンへ向かった。レアル時代に指導を受けたアンチェロッティと再タッグを組むことになり、イングランドの地で本来のパフォーマンスを取り戻すことが期待されていたのだ。
ところが、そのアンチェロッティは今夏にレアルの指揮官に戻ってしまった。エヴァートンはビッグクラブと呼べる存在ではなく、あくまでイングランドの中堅クラブだ。アンチェロッティとのタッグがなければ、ハメスがエヴァートンに留まる特別な理由があるのかは微妙なところ。
今季のハメスは怪我もあり、やや消化不良な形でプレミア1年目を終えている。来季こそはとの期待もあったが、そのタイミングで恩師アンチェロッティと別れることになってしまった。
SNS上では「史上最もアンラッキーな選手だ」、「彼もアンチェロッティを追ってレアルへ戻るのではないか?」「今すぐエヴァートンを去るのではないか」など、ファンの間で様々な意見が出ている。
ハメスも29歳と決して若くない。本来であればキャリアの最盛期を迎えておきたい年齢だが、ここ数年は苦戦している。
果たしてハメスの今後のキャリアはどうなっていくのか。