U-24ブラジル代表のクーニャ photo/Getty Images
A代表へ繋げられるか
年齢制限のある五輪のサッカー競技は若手選手にとってステップアップの場にもなり、上手くいけばキャリアの新たな道が開かれることもある。
特に強豪国ではA代表での実績がない選手にスポットを当てたいところで、ここで結果を残せばA代表入りが見えてくる。
優勝候補の一角であるブラジル代表にて注目したいのは、ヘルタ・ベルリンに所属するFWマテウス・クーニャだ。
U-23のカテゴリーでは親善試合でも16試合で15得点を挙げるなど活躍してきたが、まだA代表ではプレイしていない。
五輪ではFWリシャルリソンが5得点と結果を残しているが、リシャルリソンはすでにA代表に選出されている。新戦力という意味では、ここまで五輪で1得点1アシストの結果を残すクーニャの奮闘は注目に値する。
米『ESPN』もA代表にてFWネイマールのバックアッパーに適しているのではないかと見ており、来年のワールドカップ へ戦力になってくるかもしれない。
ブンデスリーガの方でも自慢のドリブルは効果を発揮しているが、五輪から一気にブレイクするのか。クーニャにとってはステップアップのチャンスだ。