オシムヘンも得点王候補か photo/Getty Images
楽しみなストライカーが揃う
今季のセリエAはセンターフォワードの戦いが面白い。ロメル・ルカクがインテルを離れてしまったが、他にも頼もしい大型ストライカーが揃っている。
ミランではズラタン・イブラヒモビッチに加え、チェルシーから長身FWオリヴィエ・ジルーが加入。ハイタワーFWが2枚揃うことになり、ミランがこの高さとパワーをどう活かしてくるのか非常に興味深い。
ルカクを失ったインテルは代わりにローマからFWエディン・ジェコを加え、そのローマはチェルシーから若いタミー・エイブラハムを加えた。
エイブラハムは初のセリエAだが、同選手も190cmとサイズがある。今季のセリエAは長身ストライカーが1つの注目ポイントとなるだろう。

ミランに加入したジルー photo/Getty Images
上位陣には頼れるストライカーがズラリ
ナポリではセリエA2年目を迎えるナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの大ブレイクに期待がかかる。プレシーズンから好調を維持しており、一気にセリエAの主役になれるか。
移籍の噂はあるものの、フィオレンティーナでは昨季リーグ戦21得点と活躍したセルビア代表の長身FWドゥシャン・ヴラホビッチが注目だ。得点王候補の1人と言っても大袈裟ではないはずで、昨季だけの一発屋ではないことを証明するシーズンとしたい。
インテルがオファーを出しているとの話もあるが、超強力攻撃軍団アタランタ が誇るFWドゥバン・サパタ、昨季セリエA得点王のユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウド、2019-20シーズンの得点王であるラツィオFWチーロ・インモービレも忘れてはならない。
多くのクラブに得点王を狙えるストライカーが揃っており、大型センターフォワードによる得点王争いも楽しみなポイントの1つだ。
昨季はルカクがロナウドを追いかけたが、今季は誰が得点王レースをリードするか。