C・ロナウドのマンU移籍で期待する“新ユニット” ポルトガル...の画像はこちら >>

EUROでも得点王となったC・ロナウド photo/Getty Images

B・フェルナンデスとのコンビに期待

マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まったクリスティアーノ・ロナウド。2008-09シーズン以来のマンU復帰にファンも大きな期待を寄せているだろう。



昨季のマンUはストライカー不足に悩んだシーズンだった。チーム最多18得点のブルーノ・フェルナンデスに次ぐのは、マーカス・ラッシュフォードの11ゴールであり、B・フェルナンデスの相棒の獲得が必要だった。その役割としてC・ロナウドは適任の補強だろう。

同じポルトガル代表でもプレイするB・フェルナンデスとC・ロナウド。UEFA EURO2020でもチームメイトとしてともに戦った。B・フェルナンデスはノーゴールに終わるなど悔しい大会となったが、その後開幕したプレミアでは初戦からハットトリックを達成するなど大きな活躍を見せる。また得点までのチャンスメイクをする能力も高く、プレミアでも能力は証明済みだ。

そのチャンスメイクを確実に仕留めることができるのが、クリスティアーノ・ロナウドだろう。EURO2020でも最多の5ゴールを決めた男は、前所属のユヴェントスこそタイトル獲得には至らなかったものの、自身はセリエAで得点王に輝く。プレミア、リーガ・エスパニョーラ、セリエAと3つのリーグで得点王を受賞した男が同国のファンタジスタとの相性の良さを見せつけ、マンUの“新ユニット”が形成されるかもしれない。

近年ウォルバーハンプトンの急成長やマンチェスター・シティの守備の中心となっているルベン・ディアスなどプレミアでポルトガル人の目覚ましい活躍を見せている。“ポルトガル史上最強プレイヤー”が新時代のプレミアを席巻するのだろうか。

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