中東へ移籍することになるのだろうか photo/Getty Images
今季は出場のないハメス
今季のハメス・ロドリゲスはどうなってしまうのだろうか。昨季エヴァートンへ加入し、大きな活躍を見せるものの、ラファエル・ベニテス監督の下では、出場機会すら与えてもらえないのが現状だ。
現在30歳となったハメスもこのままベンチにすら座れない日々を過ごすわけにもいかないだろう。今オフも様々な移籍話があったが、欧州の移籍市場が閉まるまでに交渉は成立しなかった。
1月まで出場機会がない状態が続くかと思われたハメスだが、アジアから救いの手を差し伸べられているようだ。カタールのアル・ラーヤンが獲得を目指しており、カタールの移籍市場が閉まるのが9月末となっており、移籍となればすぐに試合に出場できる。
フランス代表やパリ・サンジェルマンを率いたローラン・ブラン監督が指揮を執るクラブで[4-1-4-1]のシステムを起用。ハメスが加入となれば中盤の「4」のインサイドハーフを務めることとなるだろう。チャンスメイクやキープ力など中央で活かすことで、攻撃の中心となれる。
また来年行なわれるFIFAワールドカップの開催地でもあるカタール。コロンビアはW杯南米予選で6位と当落線上にあるものの、出場することができれば、現地の気候にいち早く対応することはメリットとしても考えられる。ブラジルW杯のような活躍も見られるかもしれない。
まさかの急展開となったハメスだが、今後のキャリアはどうなっていくのだろうか。