第4のクラブの存在でグループAは死の組に PSG、ライプツィ...の画像はこちら >>

マンCもクラブ・ブルージュの餌食となってしまうのか photo/Getty Images

マンCも彼らの餌食となるのか

21-22シーズンのCLもグループステージ第2節までが終了しており、各チームの今季の調子が徐々に明らかになっている。特にグループAに関しては昨季の決勝トーナメントラウンド4のカードであるマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンが同組になっており、彼らと昨季ブンデスリーガを2位でフィニッシュしたライプツィヒの三つ巴になると思われていた。

しかし、現状ではそのライプツィヒが2敗で最下位となっており、番狂わせが起きている。そんなドイツの強豪を破り、現段階でPSGに次ぐグループAの2位となっているのはベルギーのクラブ・ブルージュだ。

グループステージ初戦でPSG相手に引き分け、サプライズとなったクラブ・ブルージュ。続くライプツィヒ戦でも早々に失点を喫するも、前半のうちに逆転に成功。ライプツィヒの猛攻を抑え、見事勝ち点3を獲得している。ベルギーのジュピラー・プロ・リーグでも第9節が終わった段階で首位となっており、好調を維持しているクラブだ。

特に攻撃陣は強力であり、PSG戦で活躍し話題となったFWノア・ラングがテクニカルなドリブルから好機を演出している。中盤には195cmの長身を持つMFハンス・ヴァナケンが各所に顔を出し、攻撃を操っている。最前線ではヴァナケンと同じく192cmの大きな体を持つFWチャールズ・デ・ケテラエルが空中戦やポストプレイで攻撃に違いを生み出しており、厄介な存在だ。

このようにグループA第4のクラブとして決勝トーナメントへ進む2つの座を争うクラブ・ブルージュ。ここまでは主にカウンターを武器に得点を奪っており、次の対戦相手であるマンCとも相性が良いか。また、ヴァナケンとデ・ケテラエルの長身コンビもマンCを苦しめる一つの武器となるだろう。

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