ローマでプレイするエル・シャーラウィ photo/Getty Images
モウリーニョの信頼を受ける
たとえスタメンでなくとも、チームのキーマンとなることはできる。ジョゼ・モウリーニョ率いるローマで言うなら、29歳のFWステファン・エル・シャーラウィだ。
エル・シャーラウィは今年の1月にローマへ復帰したが、この補強はローマにとって大きかった。今季も先発の機会はほとんどないが、モウリーニョは流れを変えるカードとしてエル・シャーラウィのことを信頼しているのだろう。ここまでは65分あたりからエル・シャーラウィを投入するのが鉄板の流れになっている。
交代するのは、MFヘンリク・ムヒタリアンかニコロ・ザニオーロのどちらかだ。両名は2列目でポジションを確保しているが、フル出場する機会はあまり多くない。流れを変えたい際にベンチにエル・シャーラウィが控えている意味は大きい。
伊『Gazzetta dello Sport』はベンチでも主人公の1人とエル・シャーラウィのことを評価しており、9月のサッスオーロ戦では貴重なゴールを決めた。
本人はスタメン出場を望んでいるかもしれないが、今の役割も重要だ。エル・シャーラウィが出てくる65分あたりからのローマも見逃せない。