プレミアの舞台で苦しむノリッジ photo/Getty Images
早くも諦めムード
ここまでプレミアリーグは10試合を消化したが、未勝利のチームが2つある。19位ニューカッスルと、最下位に沈むノリッジ・シティだ。
0勝というだけでも酷いが、最下位のノリッジは10試合で3得点25失点と攻守の内訳もすこぶる悪い。念願の昇格を勝ち取ったはいいが、早くもサポーターは諦めムードだろう。
あまりに希望の見えない展開に、英『Daily Mail』はプレミア史上最悪のチームになる可能性があると警告を発している。過去に類を見ないほどノリッジの成績は悪いのだ。
過去を振り返ると、2018-19シーズンのハダースフィールド・タウンも10試合消化時点で未勝利だった。初勝利は第11節のことで、結局は3勝でシーズンが終了。もちろん最下位だった。
もっと酷い成績では、2007-08シーズンのダービー・カウンティだ。
当時のダービーは6試合目で初勝利を挙げたが、何と白星はこの1つだけ。1勝8分29敗、20得点89失点という破滅的な成績で2部へ降格した。
ノリッジがここまで酷くなるかは分からないが、10試合消化時点で3得点はまずい。当時のダービーでも10試合消化時点では5得点奪っていた。
ノリッジは2019-20シーズンもプレミアで戦っていたが、当時は5勝しか挙げられず最下位に終わった。1シーズンで昇格したのはいいが、このままでは来季も2部での戦いになってしまう。
まずは初勝利が欲しい。次は同じ昇格組のブレントフォードが相手だ。好調とはいえ、相手も同じ昇格組。初勝利を挙げるならここしかない。
0勝でシーズンを終えるなんて不名誉なことは避けたいところで、週末は意地をかけた戦いとなりそうだ。