ドイツでの働きを見れば原口元気を中盤で起用するだろう photo/Getty Images
起用されるだろう
アジア最終予選第5節ベトナム戦に勝利した森保ジャパン。伊東純也のゴールの取り消しもあったが、1-0で何とか白星を獲得した。
しかし、守田英正が累積警告で次節オマーン戦に出場できないことが明らかになった。これは仕方ないことだが、[4-3-3]でのアンカー遠藤航、インサイドハーフに田中碧と守田の並びがここ2戦は鉄板であり、実際に彼らの働きは大きい。
このようにチームの中心人物を欠いてオマーン戦に臨むことになった日本代表だが、代役を立てるのであればMF原口元気に任せたい。
浦和レッズから海外へ移籍して以降、ドイツで活躍している原口。積極的に仕掛けるドリブラータイプの選手であったが、現所属ウニオン・ベルリンではインサイドハーフを任されるなど、新境地を拓いている。
そんな原口だが、走力で中盤を活性化させることができるタイプの選手だ。パスコースを作るフリーランや推進力のあるドリブルで攻撃を押し上げることができ、スルーパスも正確なものを供給することができる。守備でもプレスを継続して行うことができ、代表で守田の代役を務めるのであれば、原口しかいないだろう。同じポジションには柴崎岳がいるが、プレス耐性のなさからボールロストも多く、原口のようなスタミナもない。バイタルエリアでの攻撃センスは柴崎が上手だが、終盤での投入でも間に合う。
[4-5-1]の時代ではサイドで起用され、代表では定位置を掴めなかった原口。