昨季デビューした大畑 photo/Getty Images
今季鳥栖で主力となった大畑
サガン鳥栖は大畑歩夢の浦和レッズへの移籍を発表した。2001年生まれで20歳のDFは、ビッグクラブでどのような存在感を示すことができるか。
昨季鳥栖の下部組織からトップチームへ昇格したばかりの大畑。初年度から13試合に出場して自身のポテンシャルを発揮すると、今シーズンは一気に30試合まで出場を伸ばし、鳥栖の主力として大きな活躍を見せた。
大畑はCBや左SBでプレイしており、浦和でもさらなる成長に期待されていることだろう。対人守備やフィジカルの強さに定評のある同選手は、浦和と対戦したJ1第24節で、酒井宏樹との勝負でも一歩も引かずに真っ向勝負に挑んだ。フランスや世界でも多くの経験がある酒井との対戦でもフィジカルコンタクトで負けないプレイを見せており、強さを見せつけている。
今季は宇賀神友弥の退団に加え、山中亮輔がセレッソ大阪へ移籍、荻原拓也が京都サンガFCでのレンタルを延長するなど、左SBの放出が目立っている。明本考浩の台頭がある中で、大畑がどれだけの存在感を示せるかが浦和の左SBの将来を大きく左右するかもしれない。来季浦和で大きな存在感を示す大畑の姿に期待だ。