ストラスブールで活躍続けるガメイロ photo/Getty Images
すべてのクラブで結果を出してきた
日本代表GK川島永嗣の出番は多くないが、今季フランスのリーグ・アンで快進撃を見せているのがストラスブールだ。
前節こそ下位に沈むボルドー相手に3-4で敗れてしまったが、それでも昨季を15位で終えていた中堅クラブのストラスブールが今は4位を維持している。
そのチームでエースの1人となっているのが34歳のフランス人FWケビン・ガメイロである。
ガメイロといえばストラスブールでプロデビューし、そこからパリ・サンジェルマン、セビージャ、アトレティコ・マドリード、バレンシアなどでプレイしてきたストライカーだ。
今季よりフリーで古巣ストラスブールに戻ってきたのだが、ここまでリーグ戦でチーム2位タイとなる8得点を挙げている。34歳とベテランになっているものの、今でも得点感覚は衰えていないのだ。
ガメイロのキャリアで見事なのは、その稼働率にある。大きな怪我が少なく、2007-08シーズンからはリーグ戦20試合以上出場を欠かさず継続している。パリではズラタン・イブラヒモビッチやエディンソン・カバーニらの存在もあって影の薄いところはあったが、それでも継続的に出番を得てきた。
ロリアン、パリ、セビージャ、アトレティコではリーグ戦二桁得点も記録しており、今季も今のペースなら二桁得点に届くだろう。
フランス代表ではライバルが多いこともあってEURO、ワールドカップ本大会には出場できなかったが、優秀な点取り屋であることは間違いない。成長して戻ってきたストラスブールにて、ガメイロは充実の時間を過ごしている。