今夏の退団が噂されるムバッペ photo/Getty Images
今夏退団なら攻撃力ダウンは避けられず
仮に今夏FWキリアン・ムバッペを失うとなれば、パリ・サンジェルマンはその穴をどう埋めるだろうか。
パリは世界最高クラスのタレント集団ではあるものの、今季リーグ戦で二桁得点に乗せているのは15得点のムバッペのみ。
英『Daily Mail』はパリが目をつけている候補者としてマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード、バルセロナFWウスマン・デンベレ、リーズ・ユナイテッドFWハフィーニャ、ウォルバーハンプトンFWペドロ・ネトらの名前を挙げているが、ムバッペと同じレベルの活躍ができる選手は限られる。
ラッシュフォードも伸び悩んでいるところがあり、デンベレも怪我の不安がある。ブラジル代表でも期待されるハフィーニャも興味深いタレントではあるが、現段階でムバッペと比較するのは難しい。
得点部分をムバッペに依存している現状を考えると、同選手の退団によってチームの攻撃力はガクリと落ちる可能性がある。ネイマール、メッシが残ったとしても、2人が期待通りの数字を上げてくれるかは分からないのが現状だ。
夢の欧州制覇には一線級のアタッカーを引っ張ってくる必要がありそうだが、パリはチーム1番の得点源を失った場合にどう動くのか。ムバッペが退団するならば、パリにとって今夏は勝負の夏となる。