ラージョで活躍するファルカオ photo/Getty Images
まだ5大リーグで通用するストライカー
今季よりリーガ・エスパニョーラに昇格してきたラージョ・バジェカーノは、バルセロナ相手に2勝を収めるなど想定外のパフォーマンスを見せてくれた。前半戦に比べると順位は落ちてしまったが、それでも昇格1年目の現時点で11位は悪くない。
中でも大きな存在となったのは昨夏に加わった36歳のベテランFWラダメル・ファルカオだ。
今季リーグ戦での得点数は6点となっており、全盛期に比べるとパフォーマンスレベルは落ちているかもしれない。それでもゴール前での勝負強さは健在で、今季はバルセロナ、レアル・マドリード、レアル・ソシエダといった上位陣からゴールを奪っている。
残念ながら今季は筋肉の故障で離脱していた期間があり、チームはそこで勝ち点を落としてしまった。ファルカオがフルシーズンを戦えていれば、もっと上を狙えたかもしれない。
クラブとの契約は今季限りとなっているが、スペイン『as』は契約更新に向けた話し合いがあるはずと見ている。36歳と大ベテランではあるが、まだまだ5大リーグで活躍できる選手だろう。ペナルティエリアでの動き出しは生まれ持っての感性に加えて経験値も重要になってくる。まだまだファルカオは一流DFの裏を突けるストライカーと言えよう。