デンベレの残留が来季バルサのゴール数を変える? AIが示すリ...の画像はこちら >>

ベティス戦ではファティとアルバがゴール photo/Getty Images

シャビ監督の下で躍動

シャビ監督就任以降、ハイパフォーマンスを見せているバルセロナのウスマン・デンベレ。今季いっぱいで契約満了となるため、移籍金が発生する冬のうちに放出が検討されていたくらいだが、今となっては契約延長が取り沙汰されている。



今シーズンのデンベレはリーグ戦19試合で1ゴール11アシストを記録。ゴール数は少ないもののアシスト数はレアル・マドリードのカリム・ベンゼマに並ぶリーグトップタイだ。出場時間は1288分となっており、単純計算でおよそ107分に1回ゴールに絡んでいることになる。

スペイン『AS』によれば、パスやセットプレイ、クロス、ドリブルなどの成功と失敗の数からAIが算出するプレイメイキングの数字で、デンベレは1試合あたり0.42という数値を叩き出しているという。これは0.30のヴィニシウス・ジュニオールや0.25のトニ・クロースなどを上回る数字で、デンベレはリーグで最も優れたプレイメイキング値を誇る選手となっているようだ。

データも示す通り、ラ・リーガにおいてデンベレがトップクラスのチャンスメイカーであることは間違いない。11アシストに対し1ゴールと得点力を欠いていることがやや気になるが、過去には8ゴールを記録したシーズンもある。たとえフィニッシュ精度が向上しなくても、これだけアシストを記録できるのであれば、ゴールゲットにはこだわらなくても問題ないだろう。

デンベレと契約延長を交わし、少し前まで獲得の噂が挙がっていたアーリング・ハーランドレベルのストライカーを確保できれば、来季のバルセロナは爆発的な得点力を得るはずだ。スペイン『SPORT』によれば、バルサは現在、バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキに興味を示しているようだ(データは『SofaScore』より)。

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