ライプツィヒ戦に先発出場したカライジッチ photo/Getty Images
CF不足に悩まされるプレミア各クラブ
プレミアリーグのクラブから関心が寄せられているシュツットガルトのオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチ。RBライプツィヒとのブンデスリーガ開幕戦を1-1で引き分けた後、自らの去就について言及した。
シュツットガルトとの契約が残り1年となっているカライジッチ。昨季は負傷の影響もあり、リーグ戦15試合6ゴールに終わったものの、ブンデスリーガ初挑戦となった2020-21シーズンは、33試合16ゴールという好成績を残している。
200cmの長身という分かりやすい特長があるこのストライカーには、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、エヴァートンといったクラブが関心を示している。
マンUはCFがFWクリスティアーノ・ロナウドとFWアントニー・マルシャルのみとなっており、チェルシーはFWロメル・ルカクが退団。エヴァートンもFWドミニク・カルバート・ルーウィンが負傷によって開幕戦を欠場している。
いずれもストライカーの層の薄さに不安を抱えているチームであり、カライジッチを獲得できれば、攻撃の選択肢が増えることは間違いない。
独『Kicker』によれば、ライプツィヒ戦後に試合内容を振り返ったカライジッチは、移籍の噂についても触れており、このようなコメントを残している。
「自分の将来がどうなるかはまだ僕にもわからないが、数週間後、あるいはもう少し早くに明らかになるだろう。僕が関与できないこともたくさんある」
英『Daily Mail』によれば、シュツットガルトは、カライジッチが移籍市場閉幕後もクラブに留まっていた場合、彼との契約延長を望んでいるという。この長身ストライカーを獲得するなら今夏がチャンスとなりそうだが、移籍を成立させるクラブは現れるのか。
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