現マンUにおける唯一の光明 プレシーズン好調だったマルシャル...の画像はこちら >>

アトレティコ戦で負傷していたマルシャル photo/Getty Images

次節リヴァプール戦での出場はあるか

ここまでリーグ開幕2連敗を喫し、悲惨な状況に陥っているマンチェスター・ユナイテッド。プレシーズンで好調だったFWアントニー・マルシャルの離脱も多少なりとも影響していることだろう。



2015年にマンUへ移籍して以降、前線の戦力としていくつものゴールを奪ってきたマルシャル。2019-20シーズンにはリーグ戦17ゴールを奪う活躍を見せたが、昨季はFWクリスティアーノ・ロナウドの加入などもあり、出場機会を得られず。シーズン後半はセビージャへと貸し出された。

ところが、ロナウドが家庭の事情によってマンUのプレシーズンツアーに参加しなかったことで、エリック・テン・ハーグ新監督はマルシャルを最前線で抜擢。プレシーズンマッチ5試合で3ゴール1アシストを記録し、前から積極的にプレッシャーをかけにいくなど、好パフォーマンスを見せていた。

しかしマルシャルは、プレシーズンマッチのアトレティコ・マドリード戦で負傷していたことが報じられており、プレミアリーグ開幕2試合を欠場。MFクリスティアン・エリクセンの偽9番や、調整不足のロナウドで対応することになった。

マンUの問題点は最前線だけではないため、マルシャルが戻ったところで劇的にチーム状況が改善されるとは思えないが、英『The Athletic』によれば、彼はすでにトレーニングへ復帰しているという。

リーグ戦開幕後の試合は、結果・内容ともに悪く、補強も満足に進んでいない現マンUにおいて、このニュースは唯一の光明と言っていいだろう。ハードルはあまりにも高いが、マルシャルがマンUの救世主となる可能性も0ではない。

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