主に右WGとしてアヤックスで活躍したアントニー photo/Getty Images
サンチョやエランガとポジションを争うことになりそうだ
移籍市場閉幕ギリギリでマンチェスター・ユナイテッドがアヤックスから獲得することに成功したFWアントニー・マテウス。アーセナル戦に出場する可能性も十分あるようだ。
アヤックス時代の教え子ということもあり、エリック・テン・ハーグ監督が獲得を熱望したと言われているアントニー。9500万ユーロ(約133億円)+ボーナス500万ユーロ(約7億円)という大金でマンUへの加入が決まった。
マンUは開幕2連敗、第2節ブレントフォード戦は4失点大敗という悲惨な状況に陥ったが、第3節リヴァプール戦の勝利をきっかけに徐々に復調してきており、現在はそこから3連勝中。その状況で、無傷の開幕5連勝を飾っているアーセナルとホームで対戦することとなった。
英『Manchester Evening News』によれば、アントニーはアーセナル戦に間に合うように選手登録された模様。しかし、彼がマンUへの移籍を強行しようとした影響により、アヤックスでの直近2試合はメンバー外となっており、約3週間プレイしていない状態だという。
また、エリック・テン・ハーグ監督は試合前の記者会見で、アントニーの起用について言及したという。彼は木曜日に個人トレーニングを行ったが、金曜日と土曜日にはチームトレーニングを行うため、そこでの状態次第でアーセナル戦に起用するかどうかを判断することになるようだ。
そして、負傷の影響により直近2試合でメンバー外となっていたFWアントニー・マルシャルは、アーセナル戦も欠場することになるという。つまり、1トップはFWマーカス・ラッシュフォードかFWクリスティアーノ・ロナウドのどちらかになる可能性が高いだろう。
マルシャルが欠場したここ2試合は、ラッシュフォードが1トップで先発起用されており、両ウイングにはFWジェイドン・サンチョとFWアントニー・エランガが配置された。アーセナル戦にもこの布陣で挑むとなれば、アントニーがサンチョかエランガと代わって後半途中あたりから右WGに入る可能性も高そうだ。