勝利に貢献した大迫 photo/Getty Images
阪神ダービーで勝利した神戸
J1第30節でヴィッセル神戸とガンバ大阪が対戦。残留争い直接対決となった阪神ダービーは劇的な結末で2-1と神戸が勝利した。
前半をスコアレスで折り返した神戸だったが、55分にG大阪に1点をリードされてしまう。ビハインドで試合は推移するものの、83分にPKを獲得すると、大迫が冷静に東口順昭の逆を突き、同点に追いつく。さらに後半アディショナルタイムに大迫がゴールネットを揺らし、大きな逆転弾を決める。
今試合前までは17位と16位という降格ラインに沈む両チームの対戦は、神戸が大きな勝利を手にして13位まで順位を上げた。そのチームをけん引する大迫は、2得点の活躍で前線で存在感を発揮。後半から途中出場で2ゴールを挙げ、勝点3獲得に大きく貢献する。
神戸で結果を残すものの、負傷によってチームを離脱するなど個人としても調子を上げることが出来なかった。ここまで6ゴールを記録する大迫だが、リーグ戦での1試合2ゴールは今季初。9月の日本代表メンバーからは外れた大迫ではあるものの、ワールドカップ出場で代表のエースがJ1で結果を残していく。