レアルで素晴らしい活躍を見せるバルベルデ photo/Getty Images
アーセナルで活躍する姿も見てみたかった
今季ラ・リーガでもっとも輝いている選手は誰か。ロベルト・レヴァンドフスキやヴィニシウスなど今季も数々のスターが躍動しているが、レアル・マドリードのフェデリコ・バルベルデの名前を挙げる人も多いに違いない。
中盤も右ウイングも高いレベルでこなし、離脱したカリム・ベンゼマの代わりにゴールも決める。現在、3ゴール1アシストの好成績を残し、高いパフォーマンスレベルを継続して見せている。
そんなバルベルデだが、アーセナルに移籍するという話があったようだ。英『Daily Mail』が伝えている。2014年に当時アーセナルのスカウトを務めていたフランシス・カジガオに見初められ、カジガオはアーセン・ヴェンゲルに推薦。バルベルデと口頭で合意に達したのだという。練習に招待したこともあったようだ。
クラブはその後オファーを保留していたが、ほどなくしてパラグアイにて南米U-17選手権が開催される。そこで7ゴールを記録したバルベルデにレアルが関心を示し、バルベルデにオファー。アーセナルは270万ポンドほどの移籍金を用意していたものの、時すでに遅しの状態だったという。
ヴェンゲル氏が「獲得寸前だった」という選手のリストは半ば定番ネタのようになっており、これまでにクリスティアーノ・ロナウド、ジャンルイジ・ブッフォン、リオネル・メッシなどそうそうたるビッグネームが並ぶ。獲得寸前の選手たちでベスト11を組んだりなども英メディアではお馴染みの企画だったが、ヴェンゲル氏が現場を退いたため、近年ではなかなかリストが増えることはなかった。
アーセナルは現在、マルティン・ウーデゴーなど豪華な中盤のスカッドを擁しているが、もしバルベルデがいたならまた違った構成になっていたかもしれない。
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